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こんにちは!
医学英語発音コーチのエイミです。
ドラマ「ER 緊急救命室」から、医学英語の表現と発音を少しずつ解説しています。
今回は、ファーストシーズン第1話の27:37から28:02までです。
この赤ちゃん出産シーンは勉強しどころがたくさんあるので、記事を5つに分けました。こちらはその一つ目です。
音声は、ドラマの発音に忠実に、私の声で「自然な速さ→ゆっくり」で発音しています。
参考に聞いてみてください!
ERのDVDとか持ってる人は、
できれば実際にドラマのこのシーンを観ながら
記事を読むのがおすすめだよ。
ドラマ観ながらだと、勉強になる度200%保証 だぜ!
赤ちゃんが生まれかかっている妊婦さんが運び込まれるシーン
この場面は、カウンティー病院の受付に転がり込んできたタクシー運転手のおじさんが、
「俺の車に妊婦が乗ってるんだー!(I got a lady pregnant in my cab outside!)」
と叫ぶシーンから始まります。
「もう生まれそうなんだよー!!」ということで、ERのグリーン先生と実習生のカーター先生が駆けつけます。
グリーン先生は、冷静沈着がモットーの
真面目な仕事人間です。
どんな状況でも、落ち着いた口調を崩しません。
グリーン先生の歌うような軽やかな口ぶりに注目です。
女性患者さんへは【ma’am】を使え!
グリーン先生、
「ま、一緒に行こうぜ?(Why don’t you come with me?)」
と、そのへんを歩いていたカーター先生をさくっとゲット。
グリーン先生:(事務員へ)産科のナースを呼んで。
Get us an OB nurse.
ゲッダサンノウビー ナァス。
[先生たち、タクシーへ急ぐ]
妊婦:ああああぁーー!!
グリーン先生:(絶叫している妊婦を担ぎながら)はーい大丈夫ですよ、よし行きましょう。ここ(タクシー)出ましょうね。大丈夫ですよー。
OK, OK ma’am. Come on. Let’s go. Let’s get out here, OK? You’re gonna be fine.
オウケイ、オウケイメァム。カモン。レッツゴウ。レッツゲダウッヒァ、オウケイ?ユァガナビーファイン。
単語&フレーズ&発音 チェック
● OB obstetrics(産科)の省略形です。発音はそのまま、オウビーです。
● Get us 人 「私たちのところに誰々を連れて来てください」という意味です。英語は前後の音をズルズルつなげて話すため、「get us」の発音は「ゲダス」になります。
ここでは「Get us an OB」まで全部つながり、
ゲダサンノウビイ です。
● ma’am madam(マダム)の変形語。既婚、もしくは目上の女性への丁寧な呼びかけ。発音は メアム。
ma’am はとてもよく使う
丁寧な呼びかけ言葉やで。
● get out 外へ出る。発音は、get と out がつながって「ゲダウッ」になります。
ストレッチャーはアメリカ英語では「ガー二―」だ
グリーン先生:(妊婦へ)はいストレッチャーに乗りましょう、そうです。初めての出産ですか? 違う? わかりました、じゃあ行きましょう。
All right ma’am, up on the gurney. There you go. Is this your first child? No? OK, let’s go.
オゥライッメァム。アッポンザガァニィ。ゼァユウゴウ。ィズディスヨァファアスッチャイゥd?ノウ?オゥケイ、レッツゴウ。
妊婦:ぎゃああああぁーー!!
単語&フレーズ&発音 チェック
● gurney 「ガーニー」と「グーニー」の間のような音で発音して、ストレッチャーのこと。ERでは stretcher の代わりに gurney が使われます。
● There you go. 何かを上手く終えた人に、成果を認める意味合いでサラッと使うフレーズ。「そうそう」ぐらいの意味。
● You’re gonna be fine. 「gonna」は going to の省略形です。直訳すると「あなたは大丈夫になりますよ」。患者さんのこれから先の不安を和らげるための声かけです。ERではむちゃくちゃ頻繁に出てきます。
まとめ
【単語&フレーズ&発音】
● OB obstetrics(産科)の省略形。
● Get us 人 「私たちのところに誰々を連れて来てください」。発音は「get us」が繋がって「ゲダス」。
● ma’am 女性への丁寧な呼びかけ。発音は「メァム」。
● get out 外へ出る。発音は「ゲダウッ」。
● gurney アメリカ英語でストレッチャーのこと。「ガーニー」と「グーニー」の間の音で発音する。
● There you go. 何かを上手く終えた人に、成果を認める意味合いでサラッと使うフレーズ。ここでは「そうそう」。
● You’re gonna be fine. 直訳は「あなたは大丈夫になりますよ」。これから先の不安を和らげるための声かけ。
緊急分娩対応2 へ続く!
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